風が強く吹いていますが、陽ざしが暖かい午後です。
今日は「一粒万倍日」「天赦日」という縁起の良い日だそうですね。
私にとっても良い日となりました。
それは、憧れだったトウシューズを履けることになったのです。
４０代半ばからバレエを習い始めておよそ４年半が経ちます。始めの２年ほどは『いつ辞めようか』とか『もう辞めてしまおう』などと後ろ向きの自分との葛藤が続きました。
まずバレエ用語がチンプンカンプンだったので見よう見まねにしてみても、ワンテンポ遅れてしまうし、手足の動きもまるでワケワカメでした。
つま先で立つと風に揺れるカカシのようになるし、プリエ(膝を広げてしゃがむ姿勢)のときはいつもお尻が出てしまって、注意されてばかり。
石の上にも三年、とはよく言ったもので、３年を過ぎたころからバレエ用語も理解できるようになり、何となく自分も周囲も流れが変わってきたように思います。
そしてこのころから週１回のレッスンを２回にしました。レッスンを増やしたところ、感覚で身体を動かせるようになり、レッスン日が待ち遠しいくらいにバレエを楽しめるようになりました。
踊りのセンスはゼロですが、努力賞を自分にあげたいと思います。
いつの日か広い舞台で華麗に舞う、という欲も芽生えていますけど、年相応に無理なく続けましょう。
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