前の記事のつづきです。
秋晴れの朝早くに病院へ向かいました。
初診から1カ月近く経ち、ようやく結果を聞くことになりました。
前回と同じ若い男性医師が診察室に座っていました。
どうやら主治医は初診時の女医先生からこの若い男の先生に変わったようです。
以降この先生をY先生とします。(イニシャルではありません。ヤングマンのYです)
Y先生は神妙な面持ちで言いました。
子宮内膜の細胞の顔つきが(異型で)よろしくないので、治療法は手術一択です、と。
放置すると約3割の人ががんに移行します、筋腫もあるので取りましょう。とも。
極めつけに、自然に治癒することはない、そう言われました。
『ですから、不正出血を止めるためにも手術をしましょう』
こうなった以上訊いても仕方ないと思いつつ原因を尋ねると、主に食の欧米化と個人差はあるものの未出産の人の割合が多いと言われました。
『どんな手術ですか?』私が訊きますと、
『子宮全摘です。付属器官(卵巣・卵管)も取ります』とY先生。
今の状態はいわゆるがんのステージ0(ゼロ)で、摘出すればほとんどの場合で抗がん剤を使わずにすむので手術を勧める、とのこと。
まだ若くて出産を希望する人の場合は経過を観ながら別の治療法もあるようですが、閉経した人は手術で取ってしまうのが最適らしいのです。
ふ~む。出血を止めたいだけなのにえらいことになってしまったわい。(心の声)
Y先生は続けざまに『あなたはラッキーです』と占い師みたいなことを言い出しました。
『早期に分かって良かったですよ。今の状態であれば腹腔鏡で手術ができます。入院期間は6日ほどです』
そして手術するのが決まったかのように、矢継ぎ早に血液検査や尿検査に回されました。迷う暇を与えない作戦のようです。
さらにセカンドオピニオンの説明を受け、次回のCTやMRIの検査予約を入れて会計へ。
この日は3500円ほどの支払いでした。
・・・つづく
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