入院前準備 エンディングノートと遺言書
入院前にもうひとつ。
準備として、
必要なものを買い揃えて普段どおりの生活をしながらも気がかりなことがありました。
病院から渡された複数ある同意書に記入しながら頭をよぎるのは、万が一のこと。
たいした遺産はないので必要ないかもと思いながらも、現在独り暮らしなので万一に備えてエンディングノートや遺言書は以前から作成してあります。
エンディングノートは10年くらい前に買ったものを数年おきに修正しています。
今使っているのは→コクヨ エンディングノートhttps://amzn.to/485Hjkm
今回の手術をするにあたり、このノートと遺言書の見直しをしました。また、ファイルを1冊用意して、必要になりそうな書類(戸籍謄本や住民票など)を入れました。
遺言書は以前のを破棄してあらためて書きました。書き方はネットを参考にして、遺言執行者は亡き父がお世話になっていた司法書士事務所を指名し、エンディングノートに挟んでおきました。
何より一番心配なのは愛猫のこと。
もし私が死んでしまった場合に、何日も一人(一匹)ボッチで家にいることを想像すると泣けてきます。普段から不測の事態に備えてスマホの画面に猫の画像を貼り、財布の中には家に猫がいるので保護をして欲しい旨のメモを入れて持ち歩いています。
この心配事は緊急連絡先を引き受けてくれた友人にも話をして、万一の(手術中に死んでしまった)ときには自宅に入ってもらい、猫の保護とエンディングノートを見るようにお願いしました。
ノートには猫についての情報や面倒を見てもらえそうなところをリストアップして記入し、引き取り手に遺産の一部を渡す旨、遺言書に記載しました。
また、その友人には面倒を掛けることになるので彼女宛の手紙と謝礼を封筒に入れて同じくエンディングノートに挟み込みました。
何度も見直したつもりでも、きっと不備だらけのこの書類を前に、愕然とする関係者の顔が次々浮かびます。ですが、死んだあとのことは生きている皆さんにお任せです。すみません、よろしく頼みます、と言いながらファイルを閉じました。
生きている今、このことを思い返すと『なんとおおげさな』と我ながら苦笑してしまいますが、備え在れば憂いなしです。心の平静を保つために必要な作業でした。
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