つづきです。
前の晩は9時就寝だったので5時頃には目が覚めていました。
起床時間の6時になり部屋の電気がパパっと点いて、看護師さんが窓のカーテンを開けに来ました。
窓の外は暗く、まだ夜明け前です。
洗面を済ませてベッドに戻り、体温と血圧を計ってもらい体調のチェック。いずれも問題なし。
そして予告どおり朝食は無し、で、水は飲んでよし、コーヒーはダメと言われる。
8時をまわったころに経口補水液と、なんたらウォーターを1本ずつ飲むようにと看護師さんから渡されました。血栓予防の弾性ソックスも履いて、午後からの手術に備えます。
しばらくすると担当医のY先生が来て手術のお話。予定どおり午後一番で手術です。
10時頃にまた検温と血圧測定。お腹すき過ぎで血圧低め。水分はこれ以降取るなと言われて、もう動かずに寝ていよう、と横になりました。
・・・
ところで、昨日の入院時から思っていたのは、部屋が寒いこと。同室の2人は鼻をズルズル言わせて、しょっちゅう鼻をかんでいます。
北向きだから窓からの日差しも望めず、窓の外に広がる薄暗い原っぱを眺めながら(病院というより収容所だわ)と思ったりしました。
暇に任せて何気なくこのことを友人にLINEで伝えると、たいそう気の毒がってくれて、温まるものを差し入れしたいと病院に申し出たら家族以外はダメだと言われた、と憤慨していました。この日から2人のあいだで病棟を『シベリア』と呼ぶことにしました。※後日談として、この友人が病院に部屋の寒さを抗議(?)してくれたらしく、この日を境に暑いくらいにまで部屋の温度が上がりました。
それにしても昼までがとても長く感じました。
つづく・・・
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